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プライド・・

2017年12月18日

 京阪電車の出町柳駅から鴨川の風に吹かれて橋を渡り、樹々が秋の彩りを始めた京都御苑に着くと、公家の邸宅が立ち並んでいたと伝わる一角に、平成17年に建てられた京都迎賓館がある。  地下の駐車場で空港同様のセキュリティ検査を受け、ガイドに

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玉屋・・

2017年11月20日

 味の記憶にはオフクロの味、家庭の味と二つ上げられる。私にはもうひとつ玉屋の味があった。12年ほど前まで、名古屋に単身赴任をしていた。寄り道をしない限り夕食は住まいの近くで済ませるのが常となった。  名古屋駅から地下鉄で15分、「栄~

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ギョっ・・

2017年10月23日

 江戸時代、滝沢馬琴が「南総里見八犬伝」を48歳で書き始め、完結を迎えたのは28年後の75歳であり、98巻106冊に及ぶ大長編となっていた。明治以後、出版された古典全集やダイジェスト版、現代語訳と子供向けやコミック版などは枚挙に暇がない

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ドキっ・・

2017年9月18日

 誕生月に併せ総合病院の検査センターで半日ドックを受けている。この時期は事業所の集団検診が目立ち、早く済ませようと一番乗りして挑んだ。色分けされたバインダーを持った検査着の人たちに「次は〇番の前でお待ち下さい」と係員の誘導が始まった。ま

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かつて・・

2017年8月28日

 朝刊で先ず開くのは、スポーツ面でも番組表でもなく株式欄である。東証一部の化学部門に属する会社の△▼に「フムフム~」「アリャリャ・・」と一喜一憂するのだが、トレーダーのようにすぐ売り買いをするわけではない。かつて日本の企業が元気だったこ

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遠方から・・

2017年7月17日

 駅から歩くこと10分、木々の緑が深い青空の下に大伽藍が見えた。ここはテレビ時代劇「鬼平犯科帳」のエンディングで、紅葉に染まる通天橋が写る東福寺である。駐車場には、タクシーが数台止まっていた。その運転手が修学旅行の中学生たちに、解説して

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歳月・・

2017年6月19日

 東武日光駅からバスに乗り、5分で朱塗りの神橋に着いた。暫く進むと、小雨の中に楼門が見える。傘の花が咲き多勢の子供たちの列があった。小学6年生の修学旅行だそうな。この光景から50数年前の自分にタイムスリップする。子供たちと同じ歳に、日光

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ヨーイヤァサ~

2017年5月22日

 朝の9時、京阪七条駅から三十三間堂方向へ歩く。桜の咲き誇る京都だが風は冷たい。国立博物館の開門を待つ列にKOIOI氏の姿があった。氏は名古屋に赴任していた時の上司だが、単身者同士として話をする機会も多く、私のハンドルネーム「平次親分」

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明るさ・・

2017年4月17日

 人と接する業種のシステム化とマニュアル化が著しい。飲食店や食堂での券売機、シネコンは自動発券機も増えていた。病院は自動受付機でカードを差し込めば済む。CDやDVDのレンタルショップで、店員の説明が縦板に水を流したような喋りで付いて行け

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紡ぐ・・

2017年3月20日

 義母の入院先で駐車場を利用している。何回目かで係員に顔を覚えて貰えた。もしかすると、顔より車種やナンバーの方が先かも知れない。最初は挨拶だけだったが、家人が病室に行っている間、言葉を交わすようになった。  話をする中に、時間帯とか曜

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