2024年07月15日更新!現在の掲載数99
HOME > 特集ブログ > たかやま じゅん

家呑み··

2024年7月15日

 コロナ以降、家で呑むことが多くたいがいはビールで、つまみにするのは亀田製菓の〝柿の種〟。そして飲み相手は、夕食後の片づけを終えた家人となった。 そんな日々が続く中、友人から来札の知らせを受け出掛けてみた。札幌駅前からの街並みは古い建物が取

もっと見る

修める··

2024年6月17日

 五月の新緑を求め古都を訪れた。今やどこの観光地も海外からの旅行者で溢れ、擦れ違うにも一苦労する。その中で奈良の東大寺や興福寺の参道は、修学旅行の生徒たちで賑わっているが確りと2列で引率され、行く手を阻まれることはなかった。 彼らは奈良国立

もっと見る

音··

2024年5月20日

 物ごころ付いた頃の音の記憶は、小田原にあった生家近くの蒲鉾工場の音、さらに豆腐屋のラッパや「アサリにシジミ~」など物売りの声が混じり、正午には消防署のサイレン。下校すると紙芝居の拍子木が響いて来た。家の中では、台所からトントンとまな板やお

もっと見る

さくら・・

2024年4月15日

 今年の北海道は、気温の上がり下がりから陽気が迷走をしてやきもきしたが、白く閉ざされていた野山や家の周りにようやく春が廻ってきた。 春と言えば、「梅は咲いたか 桜はまだかいな」と江戸端唄で謡われるようにさくらが待ち遠しくなる。桜の種類は古来

もっと見る

銭湯・・

2024年3月18日

 風呂屋は江戸時代初めに、伊勢松坂出身の与市が現在の東京大手町付近の橋詰めで、入浴料が一銭で入れる〝銭湯〟を始めたことに由来するそうな。 そして、子どもの頃に通っていた銭湯は、浴室のタイル壁に富士山と松原のペンキ絵が描かれて、これは大正時代

もっと見る

映画館・・

2024年2月19日

 本誌との繋がりは36年前になる。最初に掲載した書き出しは、「かつて映画が娯楽だった頃、どの町にも劇場があり・・」と映画館のことを綴っていた。その劇場=映画館は、昭和35年(1960)版の映画館名簿によると全国で7403館(沖縄を除く)あっ

もっと見る

エルダ・・

2024年1月29日

 先ごろ2050年までの『全国地域別将来推計人口』が発表され、中でも道内の減少率は加速する懸念があり、65歳以上が42%以上見込まれると大きな見出しが新聞にあった。因みに65歳と言えばWHOの定義で高齢者とされ、75歳からは後期高齢者となる

もっと見る

おさがり・・

2023年12月18日

 寒くなり外に出る時には義父から貰った暖かなマフラーが手放せなくなった。そして思い出すのは子どもの頃、祖母が縫ってくれた〝ちゃんちゃんこ〟が温かったことである。やがて袖が通らなくなると次弟が着て、最後は末弟に行った。高校の時にクラブの先輩が

もっと見る

艶・・

2023年11月20日

 劇場で舞台やステージを観る時にはどの席を選ぶか。少しでも間近な席でご贔屓の役者やお目当ての歌い手を観たいと思うのはファンの心情に他ならない。しかし昨今のネットで申し込むライブや観劇の先行発売では、自動的に抽出され同じ値段でも後部や階上席に

もっと見る

のれん・・

2023年10月16日

 単身生活をしていた時は主に外食だった。住まいは名古屋駅から地下鉄東山線で15分、下車駅の覚王山周辺で夕食の摂れる店を探した。 最初に目に入ったのが風に揺れる赤いのれんで、うどん〝玉屋〟と書かれてあった。扉を開けると鰹節と醤油のいい匂いが空

もっと見る

ページトップにもどる