
ひととき・・
2015年5月25日
毎月読む「ひととき」と言う雑誌は、20年以上続くJR東海のCM「そうだ京都、行こう。」の特集号が切っ掛けだった。巻末には東海道・山陽新幹線ルートマップと時刻表があり、そのエリアをテーマに組まれている。 すでに訪れていた竹田城や赤穂

その時に・・
2015年4月20日
よく目にするのが「捨てる」とか「思い切る」の文字と「断捨離」という言葉。これを自分に当てはめたなら、ストレスを起こしそうだ。 街に出かけると先ずは書店を覗き、音楽ショップで試聴。パソコンから古書店目録やオークションを漁る。こうして

ひびく・・
2015年3月16日
今年も写真に添え「家族が増えた」「大きくなった」と書かれた賀状が少なくない。「正月はどうでした」と訊くと「孫の相手だった」とか、「この秋生まれる5人目の孫が愉しみ」のメールを開き苦笑する。 家の近くが通学路で、朝から子供たちの声が

通う・・
2015年2月16日
地下鉄に乗ると大半の人は下を向いて画面を弄っている。まして東阪名で朝の電車内を見回すと、一様に俯き加減・・俗に言うガラケーを出すのをためらってしまう。 利き手を痛めたこともあって、年明けにスマートフォンを選ぶ。携帯を通算して20年

つくる・・
2015年1月26日
かつて、人前で話をすると動悸が高まり冷や汗が流れてきた。プリントやテキストがあればまだしも、手元に何もないとその緊張度は頂点に達していく。解消法として、黒板や模造紙をツールにしたこともあった。 後にオーバーヘッドプロジェクターが導

なごむ・・
2014年12月15日
小学生の頃に覚えたのは「人群れ」だったか「一路雄々しく」なのか、ともあれ「イチロクマルマル」・・即ち1600年の史上名高い「関ヶ原の戦い」を歩いてみたいと思い立ち、名古屋駅の喧騒をすり抜け、東海道本線の快速に乗り50分ほどで関ヶ原駅に

こけた・・
2014年11月17日
この春、友人が山を散策中につまづきあばら骨を折ったと便りがあった。夏には、知り合いから階段で転倒して首を痛めたと聞く。二人に「身体の動きは、今の自分が思うほど付いて来ない」と忠告を貰っていた。 雪虫の舞うある日、その言葉通りに足下

集う・・
2014年10月20日
江戸時代に滝沢馬琴が28年の歳月を費やし、わが国で最長編の伝奇小説である「南総里見八犬伝」の刊行が、文化11年(1814)に始まり200年の節目にあたる。新春の国立劇場では尾上菊五郎丈を筆頭に、通し狂言での上演が発表された。 愛用

湧く・・
2014年9月15日
完成して3年後に消え去った安土城は、お城ファンのみならず歴史好きなら一度は訪れたい聖地であろう。先年、念願叶い安土山に登って来た。城址には織田信長公本廟と総見寺が建っている。 戦国時代をテーマにした歌を出している浜松の浜北弘二さん

聴く・・
2014年8月25日
先ごろ、「男はつらいよ~寅さん名場面集」と題される3枚のCDがクラウンレーベルからリリースされた。永らくレコードが廃盤のままで、オークションに出るとそれなりの値段が付いていた。 寅さんのシリーズが流行った40年ほど前は、まだビデオ