
夢にむかって
2020年3月30日
やわらかい線と淡い色調で子どもの無垢なる姿を描いた絵本作家いわさきちひろ(岩崎知弘)。その人生をあまり知らなかった。「いわさきちひろ27歳の旅立ち」のDVDを観て彼女のイバラ道に驚いた。 ちひろは17歳の時に公募展に入選した。美術学校進学

オフタイム
2020年3月23日
2月半ばあたりからテレビや新聞で新型肺炎(コロナウイルス)の感染者の報道が増大した。私は2月26日に講演会の取材(某新聞社の地域通信員として)を予定していたが中止になった。 翌日は、税の申告のために税務署へ行った。マスクをして列に並び順番

希望の灯り
2020年2月24日
仕事において一人前になるまでには、それなりの月日が必要になる。人生の多くの経験が物事の理解を深める。 最近「希望の灯り」というドイツ映画を観た。フォークリフトの運転など私の過去のアルバイト体験と重なって映画への共感度が高まった。 旧東ドイ

チャップリンの映画
2020年1月27日
以前ラジオで脚本家の大野裕之さんが映画「独裁者」について語っていた。「チャップリンのラストの演説が素晴らしい」と力説した。 高校時代に私はテレビでこの名画を観てラストのセリフに感動した。ヒトラー似の独裁者とそっくりな理髪師のチャップリンが

花 の 歌
2019年12月23日
私の青春の歌というと何曲か思い浮かぶ。その1曲が「夢のカリフォルニア」である。(古典すぎる?) 札幌の出版社に勤めていた私は19歳だった。小型のレコードプレーヤーを購入し、最初に買ったレコードが夢のカリフォルニア(夢カリ)だった。この歌が

読者からの手紙
2019年11月25日
10月20日に静岡県の「沼津朝日新聞」に私の寄稿文が載った。新刊「オベリベリのほとりで」の拙著を手前味噌ながら自己紹介するものだった。新刊は数年にわたり十勝開拓史を調べて書き上げた苦心作だった。 4月に「北海道新聞」と「十勝毎日新聞」に新

釣り友
2019年10月28日
子どもの頃、近くの川で釣りをしていた。陽に焼けた顔の少年だった。その私が社会に出てからオフィスでデスクワークが続いていた。魚釣りから遠ざかっていた。 そんな私が20年前から釣り道具をそろえて釣りを始めた。十勝に遊びに来る東京の釣り人を案内

講演の旅
2019年9月30日
とかちプラザで9月22日に講演会を開いた。「オベリベリのほとりで」を今年の春に刊行して販促になればと苦手な講演を企画した。「ザ・本屋さん」の主催で実現した。 話す内容をパソコン画像にまとめてプロジェクターで投影した。50分の講話は

やわらかい手
2019年9月23日
8月末に芽室駅から北にある某幼稚園に向った。園児が「イモ掘り」をするという新聞記事の取材だった。そこは廃校になった小学校の建物を利用して、自然環境のなかでたくましい子どもに育ってほしいとの方針で運営していた。 10分ほどで着くと、

札幌の夜
2019年7月29日
6月21日は、札幌滞在2日目だった。いつものごとく会いたい人、行きたい場所が多い。 午前は帯広の広告代理店に勤めていた頃の上司の事務所を訪問し、昼食をご馳走になった。西8丁目から札幌駅へ向った。紀伊国屋書店本店でたかやまじゅんさん