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時代おくれ

2019年3月25日

 この1年ほど、わが郷土の開拓先駆者、鈴木銃太郎について書いていた。小説というよりノンフィクションに近いかもしれない。  原稿用紙換算で370枚に達していた。史料を読み込んで、文章を練って、削って加えた。完成も近いはずとゴールを意識す

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卒業式のあとで

2019年2月25日

 ジャニーズ事務所に所属するタレント(才能人)たちの中には、まれに苦労人がいる。  ――アイドルに極貧時代があったなんて……、と母子家庭のTやひもじい生活のNの過去を知って驚いた。  アイドル顔でもなく若

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停電の夜に

2018年12月24日

 師走のあわただしさの中でふと、一年をふりかえる。今年も人との出会いがあり、友とのつき合いが深まった。  そのひとりMさんの顔が浮かんできた。彼とは2年ほど前に出会った。拙著「流転・依田勉三と晩成社の人々」 を書いた私に会いたいと、

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本よ、ありがとう!

2018年11月26日

 「どんな本を読んでいるか言ってごらん。そうしたらあなたがわかる」これは作家の開高健氏のことばだ。   また、アップルの創始者のひとりスティブ・ジョブズ氏は著書で「優秀な人材は、その友人も優秀だ」と記していた。  人物の本質と魅力を

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同窓会

2018年10月29日

 イベントの同窓会が開かれるとYさんから電話があった。そのイベントは14年前の「めむろいもっ子まつり」だった。そのイベント開催日と同じ日、10月10日に同窓会を開くという。連絡先に「出席します」と電話で伝えた。  会場の嵐山荘の大広間

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アメリカからのハガキ

2018年10月22日

 古い手紙や写真を処分していると、サンフランシスコからのポストカードが出てきた。妻あてに私が出したものだった。何を書いたのだろうか?そう思って文面を読んでみた。  「今日はサンフランシスコにいます。日本時間で1月19日夜の12時30分

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伊豆より

2018年8月27日

 19日に宅配便が届いた。  静岡県松崎町の松本晴雄さんからだった。箱を開けると、鰹なまり節、乾燥ひじき、金目鯛のお茶漬け、羊羹、干しそばなどが入っていて、見るからにおいしい伊豆特産品だった。  贈りものをいただくのは嬉しいが、どこ

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隣人関係

2018年7月30日

 隣人と仲が悪いという話はけっこう聞くことがある。「隣の木が成長して境界からはみ出している」「塀が崩れそうで危険だ」など隣人トラブルの原因も様々だ。長年にわたって不仲になっているので解決に難儀する。  だが、友好的な隣人もいる。私の家

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鈴木銃太郎の結婚

2018年7月23日

 私の住む町の開拓先駆者の一人が、鈴木銃太郎である。  わが郷土のパイオニアの小説をいつか書きたいと思ってきた。そのために史実とその時代を把握してきた。  現代人が、その時代を理解するのは容易ではない。幸い銃太郎は日記を残している。

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ランチのリクエスト

2018年6月25日

 時々ランチのリクエストがある。「そのうちご飯でも食べませんか」と誘われる。  その1つが、絵手紙や美術館の友の会で活動する元気なおばさんたちだ。自称プチ作家?の話を聞きたいようだが、芸術的感性を秘めた彼女らこそわたしの方がファンなの

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