2022年10月03日更新!現在の掲載数177
HOME > 特集ブログ > 吉田 政勝

中伊豆で

2015年11月23日

 伊豆の旅はつづいていた。  10月10日、熱海からJRに乗り、2時すぎに三島に着くと駅の外に出た。携帯を手に持ち、初対面の原さんにつないだ。「私は駅の外です」と伝えた。駅から携帯を耳にあてて出てきた男性がいた。「原さんですか?」と声

もっと見る

伊豆の伊東で

2015年10月26日

 伊豆の下田から伊豆急行に乗った。10月9日であった。目指すは伊豆高原の2つ手前の駅「北川」。10時半に着いた北川駅は無人駅だった。下り坂を歩き始めた。  旅行ガイドの本で見た、海辺にある露天風呂の光景が気に入って、ぜひ写真に撮りたい

もっと見る

クラス会で

2015年8月31日

 恩師が今年八十歳になる。節目を祝って小学校6年のクラスメイトが集い、先生を囲んでの懇親会が帯広の某ホテルで開かれることになった。  先生は道北方面の学校で教鞭をとり、退職後、十勝に戻ってきて暮らしていた。10年前に、先生を招いてクラ

もっと見る

釣り友

2015年7月27日

 5月初めだった。  電話に出ると「アラン・ドロンさんですか」と男の声がした。戸惑っていると、寅次郎です、と名乗った。  お互いが笑い声になった。釣り友のNさんだった。彼とは7年ほど会っていなかったが、時々メールで冗談を伝えあってい

もっと見る

釣りと人生

2015年6月 8日

 ある企業の社内報を手にとった。「これ見て」というH社長のコラムを読みはじめた。  「趣味の一つに釣りがあります。私の信条は単純で『魚のいないところでは釣れない』。当たり前のことですが、私は釣れないとすぐ移動し、餌を新しく付け替えます

もっと見る

ひとり出版社

2015年4月27日

 4年がかりで書いてきた原稿が本になった。「流転・依田勉三と晩成社の人々」である。自費出版なので「モレウ書房」と名づけた。モレウとはアイヌ意匠でふくろうの目玉で厄よけの意味がある。  納品された日に、本を何度も手にとった。夜は布団に持

もっと見る

JRタワーの35階で

2015年3月30日

 札幌で一泊した翌日だった。午前11時すぎにJRタワーの1階、ホテル日航ロビーで待ち合わせだった。二人の女性をさがした。  人込みのなかで私の記憶にある彼女らの顔を思い浮かべてロビーを見回した。私は長身で、風ぼうは激変していないので見

もっと見る

ひとりだからこそ

2015年3月23日

 心理的に「自立」できていない人間は、どうしても一人で過ごすことができない……という。心理学の本に書いてあった。ふむふむ、と納得した。  自分の心は基本的に自分一人で支えないことには、どんな人に出会っても依

もっと見る

札幌で

2015年2月23日

 このところ札幌へゆくことがあっても札幌ドームで野球観戦して帰るだけだった。したがって駅で降りて地下街や、すすきのを歩くことがなかった。  1月31日に、久しぶりでJRに乗って札幌へゆくことになった。午前9時発とかち4号は11時半に着

もっと見る

裸みこし伝説

2014年12月22日

 暮れになると思い出す。「元旦0時めむろ発裸みこし」。10年前に終了した芽室の大イベントだった。  大晦日の午後9時ころから会場に集まり、白い又びきを履き腹をさらしで巻いて、白足袋で干支みこしを担いだ。除夜の鐘を合図に街を練り歩く行事

もっと見る

ページトップにもどる