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「お福」で蕎麦をいただく

2019年3月11日

 厳しい冬が終わって気持ちに少し温みが出てきている。春とはいえ、十勝はまだ肌寒い日々がつづいてはいるけれど、冷涼の大空の下では徐々に本来の春へと向かっているのだ。極寒の日々から解き離れた分、静かな温かさが見えている。  蕎麦を食べに行

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光と影の写真

2019年2月11日

 ファッションビジネスの世界は当然のこと洒落者達がいる世界で、ぼくはスーツ製造会社のTに勤めていた。自分のスーツデザインくらいは自ら行い、ショルダーライン、ラペル、ウェストラインなどとドローイングする。パターンを起こし、生地をカッテイン

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意識朦朧の中でたぐり寄せるもの

2019年1月21日

 昨秋、自覚症状などないのに健康管理の為にと心臓CTを受けた。その結果、思いがけないことに冠動脈に石灰化が発見されてバイパス手術が行われた。  それは、重く深い世界の底から浮上させられているようにしてゆっくりと目覚めていった。「オ

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哀しく寂しい日々

2018年11月12日

 自覚症状もなかったのに心臓に問題が発覚し、ドクターから、  「知らないでいたら、そのうち突然向こうの世界へ行ってしまうところでしたよ」  と言われた。  大手術をして、麻酔から覚めるとICUにいた。痛さとつらさにぐったりとしてい

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英語がファーストなのか

2018年10月 8日

 地球上において世界は急速に発展して狭くなってきている。そこで何かというと英語は国際共通語だとか言う。言語上において他の国々の人々と意志の疎通を図る利便性からしても英語が共通性をおびてくるというのは必然性からきているのだろう。それは20

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夏が去ってゆく

2018年9月17日

 晴、曇、風、雨、雪などの自然現象は大地において潤いなどをもたらす必要不可欠なものだが、度が過ぎると恐るべき事態を引き起こすことにもなる。今夏は6月から7月中頃までは曇りや雨の日々が多かった。その後は猛暑日も含めて8月初め頃まで暑い日が

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海の日の裏側で

2018年8月13日

 7月16日、海の日。久し振りに晴れて、沈んでいた気持ちも少しは明るくなってきたのか。夕暮れ時、日中に続いて陽射しを更に浴びたくてふたたび街へと歩く。雲もかなり消えて青空が広がっていた。西日の方角を見ると、やはりどことなく寂しくも感じる

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渇望するはじける夏の世界

2018年7月 9日

 6月、初夏を迎えた。4日、いきなり真夏日になり、その日帯広は日本で一番暑い34度だった。凄いなと熱さを自慢に思い、楽しくていい気分がした。日本一暑い帯広という日は年に1~2回はあるんだったかな。夏は空間が熱気にあふれていることが最高の

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せっかくのカツ丼

2018年6月11日

 食べ物にも感謝していただかなくてはならず、場合によっては我慢も必要なことだってあるのだ。しかしまたあるところで気になることがあっていかがなものかなとも思ってしまう。感謝が基本だが、疑問も発展のためには欠かせないのではないか。  ラン

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2018年5月14日

 新年を迎えて極寒の毎日を送っていた。時に雪が舞い、降り積もるたびに除雪をする。家の前、西側、裏側、と広くて大変なのだが要領よくやる。とても全部きちんとやれるわけではない。  生業は売り上げが落ちて大変だ。1月や2月はそういうものだな

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