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夏の空の下で

2017年8月21日

 青い空のかなり高いところで、薄い繊維状の巻雲が天女の羽衣のごとく広がっていた。明るく感じられて見えるのは、自分がそれなりに明るくなってきているからそう思うのだろう。  一昨年の春頃からさまざまな問題を抱え、トーンダウンしてストレス状

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息子と母との会話

2017年7月10日

 某会社社長のK氏と赤ちょうちんで「福司」を飲みながら、人生のいろんなことについて話をしていた。彼は体格の良い存在からして堂々たる雰囲気があり、いつもニコニコして悪口や批判など言わず、誰からも好かれるような得な人物である。どうしたらそう

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海へ山へと行くこと

2017年6月12日

 山や海のシーズンともなれば心が浮足立つ。青い海や泳ぐ魚たちが呼んでいるから行く。太陽が燃えていて、水着姿で日光浴をしたり泳いだりする。あの美しい山の頂に立ってパノラマに接し、世界の大きさを自分のものにしたい。などというのは「妄想」以外

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小学校時代

2017年5月15日

 ぼくの家から東へ1丁ほど行くと「帯広市立光南小学校」がある。1学年5クラス、全体で30クラスほどある。ぼくは耳が少し遠いために、席は6年間通していちばん前だった。  1年生のある日の国語の授業中。佐藤幸吉先生が「教科書を読んでみなさ

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社会が人間を作っている

2017年4月10日

 早春の夕暮れ時、久し振りに街へ向かって歩いてゆく。風が少し吹き荒れて冷たい。その冷たさにいつものように自分という人間のしょうもなさが曝されているようでイヤだなと思う。  街へは飲みに行くのだ。飲むといったってせいぜいビール1本に日本

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暮らしてゆく

2017年3月13日

 テレビでコメディアンが相方の頭をたたいたり突然わめき散らしたりして客の笑いを誘っていた。話芸の難しさからなのかパフォーマンスでのおもしろさへ打って出ているのだろうか、一発芸にしてもそうなのか。時代の軽薄さと関係があるのではないか。

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紳士神出鬼没

2017年2月13日

 人の存在を感じさせるありようにはさまざまなことがある。たとえば歩いている姿にいろんなことを感じる場合があり、そういう時には奇妙であったり人間的濃密さがあったりするのだ。いったいぜんたいどんな人なのかなと興味をそそられることがある。

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ナットウキナーゼ・ネバール人

2017年1月23日

 近頃の納豆は美味しいとは思えない。小粒納豆など幅を利かせているようだが、妙だ。小粒とは大豆が成熟してゆく前の小さな段階のもので、大豆本来の旨味が出ていないものなのである。また、表示に「遺伝子組み換え大豆ではない」と記されているが、本当

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美しき姿勢から

2016年12月12日

 岐阜へ所用と観光を兼ねて母を伴い、千歳空港から中部国際空港へと向かう。  空港14番ゲートの受付テーブルスタンドに女性が二人いて男性も更に二人いる。その少し後ろ中央に一人の30代くらいの客室乗務員がスッと立っていた。胸のネームプレー

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香り満ちあふれる空間

2016年11月14日

 仕事を始める前にあるいは休憩時などに、気分でも鎮めるべく手軽に紙コップでもいいからコーヒーを飲みたいと思う。しかしそういう店があっても第一、味が合わないし、胃に靠れ感が生じてしまうのだった。  そんなある日、さる大手スーパーマーケッ

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