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エッセイSP(スペシャル)

愛でる・・

2019年4月15日

 春になると思い出すのは、小学校の教科書に載った〝さいた さいた さくらが さいた〟である。校舎が小田原城二の丸跡に建ち、入学式でお堀に映える石垣の桜を眺めた日は、半世紀以上も前のことだ。  社会人として最初の勤務地は東京になった。4

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懐かしい友人に会う

2019年4月 8日

 東京には若かりし頃に短かったが住んでいたことがあり、今でも年に1、2回は上京している。ある日、ふとしたことで東京時代に働いていた紳士服製造会社の同僚の一人であるナイトウ氏と連絡が通じて懐かしさが込み上げ、会うことになった。彼は携帯で、

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春の面接

2019年4月 1日

 世の中人手不足が深刻な問題となっている。  私の勤める福祉事業所でも年明け早々職員を募集していたが、全く動きが無かった。特に調理員のパートの求人。週2~3日、一日4時間程度。調理資格のない普通の主婦で結構。昼過ぎまでの時間をちょっと

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時代おくれ

2019年3月25日

 この1年ほど、わが郷土の開拓先駆者、鈴木銃太郎について書いていた。小説というよりノンフィクションに近いかもしれない。  原稿用紙換算で370枚に達していた。史料を読み込んで、文章を練って、削って加えた。完成も近いはずとゴールを意識す

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A型・・

2019年3月18日

 今でこそ大柄な私だが、生まれた時は標準より小さくいわゆる未熟児だったようだ。まだ保育器は普及されておらず、「A型の血液を探した」と二親から聞いている。母方の祖母は「孫の中で、お前にワタシの血が一番濃く流れているんだよ」と輸血したことが

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「お福」で蕎麦をいただく

2019年3月11日

 厳しい冬が終わって気持ちに少し温みが出てきている。春とはいえ、十勝はまだ肌寒い日々がつづいてはいるけれど、冷涼の大空の下では徐々に本来の春へと向かっているのだ。極寒の日々から解き離れた分、静かな温かさが見えている。  蕎麦を食べに行

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一度失った信用は

2019年3月 4日

 瓜田に履を納れず、李下に冠を正さず。 瓜の畑の中で靴を履きなおすと瓜を盗んでいるのでは?李(すもも)の木の下で冠を被り直せば、李を盗んでいるのではないか?と、疑わしい行為はするものではないということわざだ。初めて母に教えてもらったこ

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卒業式のあとで

2019年2月25日

 ジャニーズ事務所に所属するタレント(才能人)たちの中には、まれに苦労人がいる。  ――アイドルに極貧時代があったなんて……、と母子家庭のTやひもじい生活のNの過去を知って驚いた。  アイドル顔でもなく若

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スコップ君・・

2019年2月18日

 初めて雪に触れたのは、箱根山から下りてくる風花であり、丹沢山麓にあった母方の里に泊った朝、庭先に作られた小さな雪うさぎが記憶に遺る。それが毎日雪と関わるようになるとは思いもよらなかった。  終の棲家を北国で構えたことから雪との付き合

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光と影の写真

2019年2月11日

 ファッションビジネスの世界は当然のこと洒落者達がいる世界で、ぼくはスーツ製造会社のTに勤めていた。自分のスーツデザインくらいは自ら行い、ショルダーライン、ラペル、ウェストラインなどとドローイングする。パターンを起こし、生地をカッテイン

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