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Bunちゃんのわかっちゃいるけどスピーキング

No.1,598

Bunちゃん

2023年12月25日

 とか何とか言いながらも、今年も最終号であります。
 こうして三十余年に亘り皆様に本年の感謝と、明くる来年への想いを希望を綴り続けて来ましたが、はたして実際の処どうだったのだろうね、何がどう影響を与えられたのだろうか、って。
 この連載も週一で通巻1598回目になりますが、書き始めた当時はボクも20代だったからね。このプラスワンを書店で目にしてくれていた読者と、同じ世代であったのだよね。もちろんインターネットでの求人も世の中に存在しないし、当時は若い人を中心にアルバイトを求める人の〝プラスワン〟の存在価値は、現在とは桁違いに必要不可欠の王道でありました。後はローカル新聞に少し求人が載っている程度と、今はハローワークと呼ばれる〝職業安定所〟だけだったからね。
 そんなだから、若者には敷居も低かったこの雑誌は存在感がとても大きかったのだよ。ここ数年装丁は変わったが、当時は表紙は黄色がお決まりの目立つプラスワンの代名詞であり、業界の占有率はダントツ。よって、この写真入りのブンちゃん文章ページも認知度が高くて、そりゃ色々ありました。反響のハガキももらったね、編集部から回って来たそれを読むと、うれしかったねー。
 何しろ、こうして一人で文字をつづる行為は孤独だからね、読者が目には見えない分、『誰かの胸に届いていてくれているのだなー』と、そこに書かれた文章に触れると感無量だったね。ある時なんかは、ボクの書き始めたお題『東京帰りから見た帯広の音楽事情』を綴っているのを読んだ女性が、「私も一度は都会に出なけりゃダメだ、と一念発起し上京しました!」と聞いた時には複雑な気持ちになった時もありました。1人の人生の向きを変えるキッカケにもなってしまうのだ、と。
 その後は、この求人誌業界に参入して来る業者も徐々に目に視え増えてくる。インターネットが出現した以降に至っては、ご存じの通り無法状態。
 そして、ボクは〝歌を世に放つ〟伏線として書き続けたつもりが・・・。

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