2023年6月19日

　エンゼルスの大谷翔平選手。もはや世界中のベースボールフアンが「いいね!」と絶賛しても追いつかない程の圧巻。
　先月は一時、三振凡退が続き心配の声多く上がるも、安々乗り越えちゃった感。２０２１年のシーズンから彼には、日々どれ程の希望を頂いて来た事か。ホームランはジャッジ選手を超え単独リード、投手業の方はココの処は勝ち星に恵まれぬが心配無用。
　今シーズン極致の楽しみは彼が『ホームラン王』と『奪三振王』を取っての、MVP奪取。加え、今のエンゼルス全選手及びコーチ達の勝利への渇望姿勢がたまらない。多分先のWBCでの大谷（栗山）ジャパンの優勝、そのストーリーがエンゼルスメンバーの精神に好影響を与えているはず。
　そして今シーズン後、大谷の所属球団移籍不透明さに対しても、一丸となった後押し的勢い。イチロー選手がオリックス、マリナーズ時代に観ていて感じていたのは、１人でコツコツとヒット数伸ばし脚光浴びるも、チームメイトからは何処か『白けた目』で見られていた事。えてして頭抜けた個人主義系の人へは、集団的生き物の人間は距離を置いてくるモノ。その孤独感との闘いを抜けきった処からの風景が、今正にエンゼルスベンチの空気感なのだろう。
　勝負にこだわる「ベースボールの楽しき原点」を、一日本人選手に教えられた屈辱から脱皮して、メジャーリーグ全体を包み好回転している。圧倒的な技術と礼節と醸し出す人間性、人種のるつぼと言われる米国でのイキイキとした時代の寵児。万人が願っている事「ケガなく、一年でも長く」。
　そして、話はガラリと変わり最近見聞するニュース、〝羆〟に襲われたり、目撃が多発されたりの情報。理由として、里山と猟師の減少とか、熊種保護目的で春先の駆除禁止を続けて来たとか。山菜採りに釣りに山奥入り出くわし、又は人間に慣れ街をウロウロ、でスマホと監視カメラ映像ニュース。イザの頼みは唐辛子噴射スプレー所持・携行か、強盗にも備え一人に一本、いかが?『こわっ！』