No.1,151
2014年9月15日
いや〜、突如日本列島を古い言い方をすれば「フィーバー」に巻き込んだテニスプレーヤー錦織圭君24才。 彼にしてみたら右足親指手術後で極端な話リハビリ的意味合い強い今全米オープン出場も、文字通りアレヨアレヨで実質二週間の夢の舞台を大展開。周囲にしたら四回戦勝ち上がり準々決勝進出あたりから少し、それでも少し意識し出し、それも勝ち上がり準決勝のランク1位ジョコビッチ選手を破り決勝進出が決まり後の二日間はもう「降って湧いた大騒ぎ」。場所がニューヨークって言うのも又拍車をかけましたね、多くの現地人にも好感された故に尚更勝って一気にスターダムにのし上がって欲しかったもの。こんなチャンスはこの先も有りそうで、ソウは有るモノでも御座いません。しかし、世界のメジャー個人競技は日本ではゴルフ位しか日頃話題に上りませんが、こうして彼がトップ争いの常連にでもなって頂ければ一つの大きな「光」として多くの人々の礎となってくれる。 多分、彼は勝ち上がる過程で「壁」を越えた実感を経験し視界が変わった事でしょう、それが生きている上で大きな財産なのですねー、ボクも又、欲したい気持ちを思い出しましたよ、ともあれ「スポーツの力」を想い出させてくれて有り難う、今後も楽しみにしております。
そして半日後にはサッカー、アギーレ新監督率い二試合目のベネズエラ戦は引き分け、初勝利ならずも四年後のワールドカップへ向け手探りが始まりましたが、完全にこの日は錦織モードに持って行かれ、空気はそぞろ。本田選手あたりはジェラシーを持ってテニスのニュースに触れていたろうし、又、そうでなくちゃ上昇出来ないのでしょう。ステージが違うそれぞれのアスリート達も、互いに良き刺激を受け合って世界最高峰を目指して行こう、世界は意外に近い時代であります。 話変わりまして昭和天皇実録が公表されました。この時期公表の意味と文の確度も問いつ、静かに読み解き秋の夜長を「昭和」に寄り添います、もう26年なのですね。