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Bunちゃんのわかっちゃいるけどスピーキング

No.1,304

Bunちゃん

2017年11月20日

 十一月も後半戦に入りまして、日毎ジワジワと年末の様相を呈して参りました。それでもまだ帯広は暖かいですね。昨年迄の今頃の気温が定かで無いのは単に年齢から来るものか、それとも外気に触れる生活から離れ、高気密家と車の移動に慣れ皮膚感覚の記憶が呼び起されないまま習慣化しているか。何れにしろ、年末の足音聞きつつ「今年の年越し料理は何処のにしようか」、って新聞広告を目に頭よぎり。おせちと言えばもう今の時代、それぞれの家庭で一から仕込み作り上げる事も無くなり久しく、それに対しての後ろめたさも自然消滅してきて。
 大体が何でも手軽にお金と交換に品物を受け取る事を肯定されし市場主義に生きている間に、何が尊いのかを気にする事さえ薄らぎましたがその反面、人は「幸福感」もずいぶんと手放しているのでしょう。
 同時に近年感じさせられる機会が多いのですが、何度説明しても人と「話が通じない」ってケースが。
 色々辿っていくと、脳のクセとか人それぞれの世界観の違いにより、人は同じ時間同じ場所で同じものを見たり聞いたりしても、まるで受け止める受信機の構造が違う事から理解の方向性がフィットしない。そんなはずもなかろうと、アレコレ角度を変え伝えようと試みるも何度試しても理解し合えない。もう心境としては「絶望的境地」に陥り孤独と共に限界を受け入れる作業に移行。
 ボクもこれ迄の人生では「多様性」の存在を認識していたつもりでしたが、つもりであった事に気づき、オロオロ。「壁」って本当に有るのだなー、まだ若くて頭が柔らかい頃を過ぎてしまえば、それぞれに仕上がってしまった脳はいくら外からノックしても扉は開かれない。さすれば既存の同調しあえる人間とは、何と貴重な存在であったのかと遅ればせながらに浮かぶ幾つかの懐かしい顔達。
 人工知能付ロボット台頭の世に切り替わる入り口に立つ我々は、「家庭の味を知る最後の世代」にもなってしまうような気がしております。

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