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Bunちゃんのわかっちゃいるけどスピーキング

No.1,542

Bunちゃん

2022年10月31日

 今週からは11月に入ります。さすがに朝晩冷え込んでも参りました。
 『ストーブ』って言い方も現在においては古いのかもしれませんが、暖房の出番到来。近年はエアコンの普及により冷暖兼ねているようだが、それからの温風だけでは北海道では寒かろう。石油にしろ電気にしろお家を温めるには経費もかかり、手間もかかるが個人的にはそれら暖房から発せられるぬくもりが好き。布団も冬用に足し増し、敢えて軽量では無く〝厚く重く〟の中に『潜りこむ』暖が心地よい。現代生活以前の、DNAに息づく記憶が引き寄せる感覚であり、デジタルよりアナログ、って処。
 さて、冬支度となりますと車のタイヤ交換も必須であります。が、ボクの場合はですね、数年前から一年通して、走行距離が幾らも走らなくなった手前、年中スタッドレスタイヤです。昔は春と秋にタイヤ交換するのが恒例行事であり、それはそれで楽しかったもの。自分でジャッキを使い交換したり、スタンドにタイヤ持ち込んで交換してもらったり。
 昨今の様に地球温暖化で、ここ十勝も一年通して暖かく、春と秋がヒドク短くなり『春夏秋冬の季節感』が希薄化したに連れ、様々な喜怒哀楽の場面も失われた。一年が平板化した現在の暮らしから、混沌とした昭和の時代の暮らしを振り返ると、我ながら何処か昔の他人の物語をなぞっている記憶旅行になる。
 どこの時代のどこの国の人々も、晩年は同様な感覚に陥るのだろうが、記憶映像としてのこれ迄の人生、心のフィルムに勝る『自身への物語』は無い。それは正に、今現在の自分自身を作っている材料の全てであるからです。
 だからプーチンは戦争を続けられる。だから山上容疑者は安倍元総理を銃撃した。だから私は歌を唄い続けている。だから貴方は・・・・・。

 さあ、一度『記憶喪失』になって自分と言うモノを見つめ返すと、自分って何者であろうか。「何を思い、何を始めようとするのか?」。
 これが余生に対しての、今の私のスタンス。

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