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エッセイSP(スペシャル)

金文字表紙の国語辞典

2021年3月 8日

 毎日、国語辞典を持ち歩いているのだ。辞典から囁く声がしているような気配にきこしめす。ヒッヒッヒッヒッ...実に愉しくて気分がいいではないか。このうれしさ、たまらなさ、そのはるかなる宇宙世界よ。ほんと、興味も関心もないひとにはわからないだろ

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表 と 裏

2021年3月 1日

 子供のころ日本には表と裏があった。今でいう太平洋側を表日本、日本海側を裏日本。子供心にも、裏日本という言葉はマイナスイメージが込められた軽蔑した呼び名だと感じていたが、間もなくその言葉は使われなくなっていた。 父が公務員で転勤族だったため

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昭和の歌

2021年2月22日

 作詞家で作家のなかにし礼さんの訃報を知り呆然となった。昭和のヒットメーカーと言われ、私にとっては敬い共感する存在だった。 自伝本によると63年に新婚旅行の伊豆下田のホテルで、声をかけてきたのが映画ロケに来ていた人気俳優の石原裕次郎。礼さん

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あおぞら・・

2021年2月15日

 晴れ間を見計らい家の前を除雪するのが日課となった。年末から比較的軽い雪で足腰への負担も少ない。だが、これから水を含んだ重たい雪に変わる。 朝方に目が覚めると先ず窓のカーテーンを開ける。そこは一面の白さで覆われているのだが、ニュースで岩見沢

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初冬の空の下で

2021年2月 8日

 初冬を迎えて寒さが身に染みる。取引先への支払いで銀行へ振り込みに行く。ATMで済ませて外へ出ると、近くに住んでいたKのことを思い出す。水色の空の下で吹き荒れる寒風に悲しみを感じてならない。 同い年の彼は個性が強い男で、どことなく生きてゆく

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思い出のスクリーン

2021年2月 1日

 六十年も生きていると思い出の引き出しも数多くありすぎて、目の前の雑事に翻弄されている間は、開けることすらままならない。しかし、何かのきっかけでふと遠い昔を懐かしむスイッチが入ることがある。苦い思い出に気持がざわつくこともあれば、ふんわりと

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キーボード・・

2021年1月25日

 パソコンが壊れ修理に出したことから、原稿やラジオの構成表は手書きを余儀なくされた。ところが、いざ始めてみると、漢字はこれで良かったのか、送り仮名がはて、どうだったなどと迷うことに・・。さらに困ったことには、書く字数がはみ出してしまう。おま

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スーツを注文すること

2021年1月18日

 スーツの製作タイプには既製服とイージーオーダーと注文洋服があってそれぞれ個性があり、どれを選択するかは客の思いによって決まる。 テーラーの注文洋服は高価ではある。生地が決まったら、採寸して仮縫いを作る。それを客に着せて過不足を確認した後に

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めんそ~れは改めて

2021年1月11日

 昨年はコロナ自粛生活で終わってしまった。長いようであっという間だった。歴史に残る禍に侵された一年間、生きていただけでありがたいと思わずにいられない。 感謝しつつも、自分に課した品行方正な自粛というストレスが私を狂わせ、傍若無人にも悪あがき

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キウイ・・

2020年12月21日

 これまで、毎朝快調に済ませていたのが、1年ほど前のある日、お腹が張ってきた。それが1日過ぎ2日過ぎても一向に気配はなく、モンモンとした〝ふんづまり〟の状態に陥った。 人から聞いた話に、こんなときの座る姿勢は、ロダンの〝考える人〟がよいとあ

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