2017年6月 5日

　浅田真央ちゃんに続き、ゴルフの宮里藍ちゃんも今季限りの引退ですって。
　それぞれ世界の頂点迄上り詰めしも、いやいや、到達したからこその「引き際の美学」。要因はモチベーション、高レベルで続けるには意欲の低下著しくーと。違う考えとしては、それなりの成績でそれなりの賞金稼ぎ長くプレーヤーとして現役に拘る生き方もありますが、多分、世界の頂点を極めた人達には、そこからの風景を見てしまうと、後は身体具合とかも有りましょうが、後輩たちの突き上げもありましょうが、又、違う世界を観たくなってしまう、衝動も大なのでしょう。
　サッカーの中田英寿選手等々、引退後を観ていても、「センス」のある人々は必ずや他の分野でも嗅覚が鋭い筈で、命あるうちチャレンジしたい世界が多岐にわたり「次の道」に駆られる、ような。一方、女子テニスの伊達公子選手の現役への拘りは群を抜き徹底、そのチャレンジ姿勢は異次元。ジャンプの葛西選手もレジェンドとか言われながらも、まだまだ第一線で結果出している故に別枠。こんな話になれば忘れてならぬはサッカーの三浦知良選手、しがみついている様な受け取られ方も又、そこを超えた時間の先にはコレマタ違う世界が有りましたね、どこまでも「先駆者」として生きています。そしてバスケットボールの新しきリーグ戦、「Bリーグ」の初代決勝戦をニュースで観。数年前から何かゴタゴタしていてそれこそ、サッカーのJリーグ立ち上げ功労者であられる川渕さんが乞われ改革を始めたという情報以来のバスケットでしたが。近頃えらく盛り上がっていたみたいですね、試合の演出も派手に「今ふう」で観客動員数も好調増加、一見アメリカのリーグ戦の様な色彩のコート風景。それで又、あの田臥選手がまだまだ元気に走り回る栃木のチームが、接戦の末優勝場面をテレビで見せられ、「知らなかった!、何だかヒドク楽しそう」ってね。
　知るも知らざるも、世の中の構成要素は動いておりますのよね。